開催の背景と目的

本イベントは、衛星データを活用できる人材の育成を通じて宇宙技術の社会実装を促進するサテライトデータビジネス協会が主催する初の関西開催イベントです。

近年、AI技術の急速な発展により様々な産業でデジタルトランスフォーメーションが加速する中、衛星データは新たなビジネス機会を創出する重要な情報源として注目を集めています。しかし、衛星データの具体的な活用方法や事業への応用については、多くの企業や起業家にとって未知の領域となっているのが現状です。

本イベントでは、スタートアップ企業の経営者・事業開発担当者、投資家・VC関係者、大企業の新規事業開発担当者、技術系エンジニア・データサイエンティスト、地方自治体の産業振興・防災担当者、学生・研究者など幅広い方々に参加いただき、関西地区における宇宙ビジネスエコシステムの構築を促進し、衛星データを活用した新たなビジネス創出につなげることを目指しています。

イベント名： 宇宙ミートアップ：AI時代のビジネスに"宇宙"という選択肢を
　―衛星データのリアルな使い方と未来像 by サテライトデータビジネス協会/ JAXA

日時： 2025年7月3日（木）11:00～13:00
会場： ロームシアター京都ノースホール（京都市左京区岡崎最勝寺町13）
定員： 200名
参加費： 別途、IVSに入場するためのパスが必要となります
主催： サテライトデータビジネス協会
協力： 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）

プログラム内容

① 宇宙ビジネスの概況を紹介｜JAXA新事業促進部
② 衛星利用ビジネス検定について｜サテライトデータビジネス協会（天地人/sorano me）
③ 解析手法を知って衛星データを読んでみよう
④ ミートアップタイム（ネットワーキングタイム）

サテライトデータビジネス協会について

株式会社天地人、株式会社sorano me、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構（JAXA）は、新たな発想の宇宙関連事業の創出を目指す「JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ（J-SPARC）」の枠組みのもと、2023年12月より「衛星利用ビジネス検定」に関する共創活動を開始し、2024年内を目処に協会を設立、衛星利用ビジネス検定の開始を目指しています。

近年の宇宙予算増大に対して、宇宙人材が足りていないという課題が顕在化しています。人材育成には継続的な取り組みが必要であり、自分事として取り組むプレイヤーの育成と、事業化等の持続可能な仕組みが不可欠です。本共創により、教材及び検定システムの開発を通じて、衛星データの使い道を広く世の中に啓蒙するとともに、衛星データ利用人材拡大を狙います。